シリカとは

シリカ(ケイ素)が血栓を防止する?動脈硬化とシリカの関連とは?

シリカとは

微量元素の一種であるシリカは、人間のあらゆる臓器の老化や酸化を防いでいるといわれており、健康や美容の意識が高い人の間では、シリカがいま大きな話題となっています。
微量元素(ミネラル)は、人体が必要とする大変重要な栄養素であり、シリカもそのひとつです。
髪にハリやツヤを出したり、肌を美しくしたり、爪をきれいにするなど、シリカの美容効果に注目が集まっていますが、実は、シリカの本当に凄いところは、「血管を丈夫にする」という作用です。
そこで今回は、シリカと動脈硬化の関連を紹介しながら、血栓症やそれに伴う病気について解説します。

動脈硬化ってどんな病気?

動脈硬化とは、一種の血管の老化ともいわれています。
年齢とともに血管が傷ついたり、痛んだり、弾力がなくなってしまっているような状態を動脈硬化といいます。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を発症すると、この動脈硬化が年齢以上のスピードで進んでしまいます。
「血管年齢」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
血管年齢というのは、血管の老化の状態を表現する言葉であり、広い意味では動脈硬化のレベルを表す指標ともいえます。

動脈硬化と血栓症の違い

血栓症と動脈硬化を混同して紹介している健康サイトなどがありますが、このふたつは全く別物です。
先にも述べたように、動脈硬化とは「血管の状態」を指す言葉であり、動脈硬化そのものは病気ではありません。
一方、血栓症は病気です。

何らかの原因によって、血管内に血栓(血の塊)が出来てしまい、それによって血管が詰まってしまうという病気が血栓症です。
動脈硬化が血栓症の原因のひとつとなることはあっても、血栓症と動脈硬化が同じ病気ということではありません。

動脈硬化の何が問題なの?

さて、ここまでの話で、「動脈硬化は血管が硬くなる状態であること」、「血栓症は血管内に血液の塊ができること」だと分かりました。
血管は全身に栄養や酸素を運ぶホースのようなものであり、どこかが“詰まって”しまうと、その先に酸素や栄養が届かなくなります。
そのため、動脈硬化や血栓症によって、血管内に障害が生じることで、全身に異常が出現する可能性があります
特に、脳血管や心臓の血管などが詰まってしまうと、脳卒中や心筋梗塞などの致死的な病気を発症する可能性があります。
だからこそ、動脈硬化や血栓症は「未然に防止する」ことが重要になります

シリカが血管を強くする

動脈硬化を防ぎ、血栓症を予防するためにできることは、大きく分けてふたつです。
まずは動脈硬化の原因を取り除く(減らす)ことです。

血圧や血糖値をコントロールできるように、毎日の運動習慣や食生活を見直します。
しかし、動脈硬化とは、「血管の老化」のようなものであり、いくら生活習慣に気を付けていても、徐々に血管は弱っていきます。
そのため、「血管を丈夫にする」対策も必要になります。
生活習慣を正して、動脈硬化の原因を減らすだけではなく、血管を丈夫にするような対策を行っていく事が重要です。

シリカで血管壁に栄養を!!

今回のメイントピックスである「シリカ」は、血管壁を強くする上で重要な役割を担っています。
シリカには、コラーゲンとよばれる、細胞と細胞を繋ぎ合わせる物質を生成する働きがあります。

血管細胞も例外ではなく、シリカなどの栄養素をたっぷりと供給してあげることで、血管壁の細胞がより密接に結合します
その結果、血管の弾力は増して、健康的で若々しい血管になります。
このように、シリカによって血管を丈夫にすることができれば、動脈硬化を防ぎ、血栓症を未然に予防できるような血管を作ることが可能になります。

シリカと十分な水分が血栓を予防するポイント!

今回は、シリカと動脈硬化の関係を解説しました。
シリカを毎日摂取するのはもちろん、シリカがたっぷりと含まれているようなミネラルウォーターをたくさん飲むことで、ドロドロの血液を薄めることも可能です。
たくさんの水を飲むというのは、血栓症予防に効果的な習慣のひとつです。
また、せっかく水を飲むのであれば、シリカが含まれているようなミネラルウォーターなどを飲み、血管の細胞に十分な量の栄養素を送ってあげましょう
毎日の食事や運動に加え、水(シリカ入りのミネラルウォーター)を飲むという習慣が健康に与える影響は大きいです。
自分ができることから、一歩ずつ始めてみましょう。

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