水に関する本の要約

からだが若返る水の飲み方選び方(藤田紘一郎氏)要約

水に関する本の要約

今回は「からだが若返る 水の飲み方選び方」
著者 藤田絋一郎氏氏の本の要約です。要約をさっと動画で見たい方はこちら、約8分です。

文章で読みたい方は、こちら。目次でお好きなところからお読みいただけます。

「からだが若返る水の飲み方選び方 」 著者 藤田絋一郎氏

いつまでも若々しくキレイでいるためには、何をすれば良いのでしょうか。
いろいろ答えは考えられると思いますが、その答えの一つは「良い水をたくさん飲むこと」です。水を飲むだけでキレイになれるなんて大袈裟だと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。良い水をたくさん飲めばいつまでもキレイで若々しくいられるというのは真実なのです。

本要約では、なぜ良い水を飲めば若々しくキレイでいられるのか、そして良い水をどのように選んでどのように飲めば良いのか。そんなあなたの疑問を最新の研究に基づいてわかりやすく解説していきます。

本書の要点は以下の三つです。
1.なぜ良い水を飲めばキレイでいられるのか
2.美容と健康に良い水の飲み方・選び方
3.飲んではいけない水もある

なぜ良い水を飲めばキレイでいられるのか

私たち人間の体は、半分以上が水からできています。そして体内の水は血液やリンパ液として身体中を循環しながら、栄養分や酸素を体の隅々まで運んだり、老廃物を排出したりしています。この水の「潤いを与えて、いらないものは捨てる」といった働きは、言うまでもなく美容の基本中の基本です。体内の水が十分であれば肌もみずみずしく、逆に水が不足していると肌はカサカサになってしまうのです。

しかしながら人間は普通に生活しているだけでも1日に2.5リットルの水分が体の外へ出ていきます。では、どうしたら体内に十分な水をキープすることができるのでしょうか。
その答えは一つしかありません。それは「失った水分を外から補うこと」です。
細胞に潤いを与えて、みずみずしさを取り戻す手段は、水を摂るしか方法はないのです。

私たちの体内の水分の割合は赤ちゃんの時が一番大きく、その後は歳を取るごとにどんどん水分が失われていきます。特に女性は男性に比べて水分含有量が少ないだけでなく、老化による水分含有量の減少のスピードも男性よりもはるかに速いのです。比較的男性よりも女性の方がこまめに水を飲む必要があるのです。

水は血液と一緒に体内を循環し、体の外に老廃物を運び出します。良質の水がきちんと補給されていると、循環が良くなって体内が浄化されます。この”浄化”が汚れのない透明感の源であり、逆に言えば透明感のある美人とは体の中で水が巡っている人とも言えるのです。

美容と健康に良い水の飲み方・選び方

では、実際に一日どれくらいの水を飲めばキレイになれるのでしょうか。
それは「排出される水分量と同量から少し多め」です。
私達の体からは1日に約2.5リットルもの水が排出されます。
普通に生活していると食事から約1リットル、体内の代謝で約0.5リットル程度の水分は生成されますので、水で補給するのは残りの1リットルということになります。

さらに細胞を潤して美容やダイエットにつなげるためにはもう少し多めの1.5~2リットルの水を飲むようにするのが理想です。運動をしたり暑くて汗を書いたりしたときは、もう少し多めの2.5リットル程度を飲むようにしましょう。

そしてこの量の水を「まとめ飲み」してしまっては、効果は薄れてしまいます。大切なのはこまめに少しずつ飲むことです。これは水が「飲みだめ」できないことに因ります。具体的には、30分おきにコップ半分ずつ飲むのが理想ですが、それが難しいならまずはコップ一杯ずつを一日10回飲むことを理想にしてみましょう。特に水分の吸収を効率よく行ってくれる空腹時、水分が失われやすいおやつの後・お酒のあと・お風呂の前後、さらには朝目覚めた直後と夜寝る前は必ず水を飲むようにしましょう

それが出来たら、次は「良い水の選び方」です。
「良い水」とは一体どのような水のことを指すのでしょうか。

良い水の条件の一つは加熱殺菌されていない「生の水」であることです。
殺菌していない生水なんてお腹を壊しそうと思われるかもしれませんが、長い年月をかけて地層を通過し、自然の力で濾過された水に病原菌はほとんどいません。また、水質汚染を防ぐために保全活動や品質管理が徹底的に行われているので、殺菌する必要がないのです。

飲んではいけない水もある

生水が健康や美容によい水である一方、飲んではいけない水も存在します。その一つに水道水が挙げられます。日本の水道水は塩素で消毒されています。この塩素殺菌を行う過程で発癌性物質であるトリハロメタンが発生します。トリハロメタンが体内に入ると中枢神経や肝臓、腎臓などに重い負荷がかかり。アトピー性皮膚炎や喘息を悪化させ、集中力の低下や疲労感、イライラなどの精神障害が出る可能性があります。たとえ沸騰させたとしてもトリハロメタンは減るどころか、なんと煮沸時間が短いと逆に増えてしまいます。どうしても水道水を飲みたいなら、しっかりと浄水をしてトリハロメタンを取り除きましょう。

もう一つ飲んではいけない水として蒸留水が挙げられます。蒸留水をはじめとする純水は不純物を一切含まないため一見体に良さそうですが、実際はその真逆です。純水は酸素が一切含まれていないため体に悪いだけでなく、胃や町に存在する重要な酵素やミネラルが全て吸い込まれてしまいます。絶食状態で蒸留水を1.8リットル飲むと死に至るとも言われています。

浄水していない水道水やそれを沸騰させたもの、蒸留水などの純水はできるだけ口にしないようにしましょう。

まとめ

今回は「からだが若返る水の飲み方選び方」の要約をしました。水を飲むことは「潤いを与えていらないものを捨てる」ことであり、これは美容における基本中の基本です。いつまでも若々しく健康でいるためには、良い水をこまめに飲むことが大切です。ここで言う「良い水」とは生水のことで、逆に飲んではいけない水は浄水されていない水道水や蒸留水です。
本要約で紹介した水の飲み方や選び方は、誰にでもすぐに実践できる方法です。気になった方はぜひ本書をお読みいただき、実際に試してみることをお勧めします。しっかりと良い水をたくさん飲んで、いつまでも若々しく老化に負けない健康な生活を送っていきましょう。本要約があなたの健康や美容に少しでも寄与できれば幸いです。

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