水の効用

便秘解消には天然水!水分も重要な鍵

水の効用

人は毎日食事をし、栄養を摂っています。食べ物が胃や腸に入ると、身体にとって必要な成分だけが吸収され、不要なものは便となって体外に排出されます。

便が出なくなると当然、不要な老廃物は体内に溜まってしまいます。すると腸内環境が悪化し、身体にさまざまな悪影響を与えます。
さらに、便に含まれていた水分が、排出されず腸にとどまることで再吸収され、なおさら便が硬く出づらくなってしまい悪循環です。

そこで今回おすすめしたいのが、天然水。
便秘と言えば、食物繊維などを豊富に含んだ食べ物により解消されるイメージがありませんか?実は便秘解消には、食べ物だけでなく水分も鍵を握っています。

なかでも効果的な天然水の便秘解消効果について、ご紹介していきます。

便秘の種類

まず、便秘に種類があるのはご存知ですか?
大きく分けて、食生活や生活習慣が原因で起こる機能性便秘と、胃や腸などの疾患が原因で起こる器質性便秘の2種類です。

さらに機能性便秘は、弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘の3つに分けることができます。

弛緩性便秘

なかでも日本人、特に女性やお年寄りに多いと言われているのが、弛緩性便秘です。
弛緩性便秘は、運動不足や食物繊維不足、腹部の筋力の低下などが原因で大腸の運動機能が低下し、長い間腸内に便が溜まることで起こります。
デスクワークなどで長い間座っている人にも多く見られます。

痙攣性便秘

ストレスなどによって大腸が過緊張の状態になり、便意を促しているぜんどう運動が過剰に強くなります。それにより腸が痙攣を起こし、便を正常に送り出せない状態です。
自律神経の乱れが原因であるため、職場や家庭でストレスが多い方、特に若年者やサラリーマンに多いとされています。

直腸性便秘

便が直腸までおりてきているにもかかわらず、便意が感じられずに排便できない状態です。
高齢者や寝たきりの人、また、時間がないなどの理由でトイレを我慢してしまう人に多くみられます。慢性的に我慢することで、神経が鈍っていることが、便意を感じられない原因だと考えられます。

ご紹介してきたように便秘の種類はいくつかあり、原因も様々ですが、日々の習慣で改善できることも多々あります。
そのひとつが、天然水を飲むことなのです。

天然水が便秘解消に効くワケ

なぜ天然水を飲むことが、便秘解消に効果的なのでしょうか。
早速その理由をみていきましょう。

体内の水分量を増やす

飲み物や食事から摂取した水分は、腸から吸収され、血液などとなって全身を巡ります。
1日に飲料水や食事から摂取すべきとされている水分量は、2ℓ以上です。
食事を減らしたり、喉が渇いていないからと言って水を飲まなかったりすると、体内の水分量は低下していきます。
水分が少なくなると、便も硬くなり、排出しづらくなります。これにより、便秘が起こるのです。

特に、寝ている間は知らぬ間に大量の汗をかいており、朝起きた時は水分量が減少している状態です。
目覚めのコップ1杯の天然水を飲むことで体内を潤すだけでなく、腸を刺激して重みを加えることで、便意を促しやすくなります。

天然水中のマグネシウムが水分を集める

天然水には多くのミネラルが含まれており、そのなかのひとつにマグネシウムがあります。
マグネシウムは、胃や腸に入ると、体内の水分を集める性質を持っています。
マグネシウムにより胃や腸に水分が集まると、便が柔らかくなり排便しやすくなります。

上記のように、水分をしっかり摂らなければ集める水分も足りない…ということになりかねますので、その点でもやはり、水を十分に飲むことが大切であると分かりますよね。

水道水より天然水

多くの人が悩む便秘。食物繊維など、便秘解消に効果的だと言われる食べ物を食べても、マッサージをしても、改善しない。そんな方は、ぜひ天然水をこまめに飲むことを試してみてください。

水道水は、殺菌処理などが繰り返されており、ミネラルはほとんど含まれません。それどころか、微量ながら塩素や水道管のサビなどが含まれていることがあり、ずっと水道水を飲んでいては有害物質が体内に蓄積されてしまいます。

便秘を解消して体内をスッキリさせることは、ダイエット効果や美肌効果も期待できます。
ぜひ天然水で、お腹の悩みとお別れしましょう。

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